認知症ケアインストラクター養成講座

受講料

コース一括: 75,000円 (税込)

入金確認後、受付証・講座資料等を送付いたします

スクーリング日程

Ⅰコース:2024年7月27日(土)・28日(日)
Ⅱコース:2024年8月31日(土)・9月1日(日)
Ⅲコース:2024年9月28日(土)・29日(日)

Ⅰ・Ⅱともに、1日目10:00~16:30、2日目9:30~15:00
Ⅲ、10:00~16:00

リファレンス大阪(大阪府大阪市梅田1-11-4)


Ⅰコース:2024年8月3日(土)・4日(日)
Ⅱコース:2024年9月7日(土)・8日(日)
Ⅲコース:2024年10月5日(土)・6日(日)

Ⅰ・Ⅱともに、1日目10:00~16:30、2日目9:30~15:00
Ⅲ、10:00~16:00

リファレンス西新宿(東京都新宿区西新宿7-21-3)

なぜこの資格が必要なのでしょうか?

認知症の方、介護者の方への支援は多様であることから十分にできているとは言えない状況です。
認知症高齢者などの増加が見込まれるなか、認知症高齢者などがその判断能力に応じて必要な介護や生活支援サービスを受けながら日常生活を過ごすことができるようになることが重要とされます。
それには認知症の方に関する様々な課題に対応できるプロの育成が急務となってきます。
この講座を受講して、認知症への理解を深め、認知症ケアインストラクターがその役割を担っていけるよう知識・技術を身に付けていただきたいと考えます。

講師:妹尾 弘幸
株式会社QOLサービス 代表取締役、ありがとうグループ総施設長、元早稲田大学 非常勤講師、実践認知症ケアⅠ~Ⅲ著書、 理学療法士、介護福祉士、認知症ケア専門士、DCM上級修了、バリデーションワーカー、介護支援専門相談員

認知症に関する今後の動き

認知症の予防を含め、早期発見、早期対応ができるよう適切なサービスが受けられるような体制づくりが必要となる。
認知症の方への対応力向上のための人材育成の推進や多職種連携の医療・介護の連携をさらに推進する。
認知症の方の行方不明など、改めて認知症の方や、その家族を地域における見守り体制、及び広域での取り組みづくりを推進する。
認知症の初期段階でのニーズの把握や対応できるような資源の整備と併せて、認知症の方の声を施策の企画・立案や評価に反映させる仕組みづくりが求められる。
認知症の方が集い、自らの体験や希望、必要としていることを主体的に語り合うミーティングの開催等、認知症の方を支える側の視点ではなく、本人の視点に立った施策を推進する。

講座内容

総論・認知症ケア(認知リハ・BPSDに対するケア)

認知症ケアの総論
1.認知症ケアの考え方と枠組み
2.ケアの視点
  1)尊厳の保持 2)自立支援 3)リスクマネジメント 4)他
認知症ケアの実際
1.認知症に現れる認知機能の障害
2.各認知機能の評価
3.各認知機能障害に対するトレーニング
BPSDに対するケア
1.BPSDに対するケアの考え方
2.BPSDに対するパセップ理論
3.BPSDのアセスメント
4.BPSDに対するケア
認知症の環境設定の視点
・安全 ・安心 ・仲間や役割作り ・その人らしさを作る ・尊厳を守る


認知症ケア(認識力低下に対するケア・手続き記憶を引き出すケア・ADLケア)

認識力低下に対するケア
1.認識しやすい環境設定の工夫
2.認識力が低下しても安心できる環境
3.認識力の低下を活用するケア
手続き記憶を活用するケア
1.手続き記憶とは
2.手続き記憶を引き出す環境
3.手続き記憶を引き出す介助
ADLに対する技術
コミュニケーション・移動・睡眠
1.食事に対するケアの工夫
2.排泄に対するケアの工夫
3.入浴に対するケアの工夫
4.コミュニケーションに対するケアの工夫
5.移動に対するケアの工夫
6.睡眠に対するケアの工夫
7.更衣整容に対するケアの工夫
8.拒否に対するケアの工夫


転倒予防・ターミナルケア・ケアプランほか

ターミナルケア
1.ターミナルケアの考え方
2.ターミナルケアの質の評価
3.事例など
認知症の方の転倒予防
1.基本的転倒予防
2.二重課題 多重課題
3.転倒予防反射のトレーニング
4.生態学的アプローチ
5.転倒予防の環境設定
各種療法などの紹介
ケアプラン
Q&A
修了式

養成講座のながれ

①受講申込(随時申込み受付中)

受講料を一括納入してください。


②資料・テキスト送付

講座テキスト・資料・課題レポート等一式を送付いたします。送付後は随時課題レポートを提出していただけます。


③スクーリング

本講座の中核をなすのがこのスクーリングです。スクーリングは対面式による授業で、主に実技面の能力アップを図ります。同時に全国の仲間との交流を深め、お互いの悩み・工夫等を共有します。
現場での悩み、認知症に関する疑問等について、講師に直接質問ができます。
(体調不良で急に参加できなくなった場合、もう一方の会場、または次年度に変更可能です)


④習熟度テスト

最終テストで、認知症に関する習熟度をチェックします。

受講のメリット

・認知症ケア技術が総合的・系統的に学べ、自信を持って職員や家族の指導ができる

・現場で使える認知症の方の自立支援を促す環境設定・介助方法が分かる

・現場向けで理論的!わかりやすいので明日からの自分のケアに自信が持てる

・BPSDへの対応がわかる。認知症ケアでリーダーシップがとれる

受講生の声

今までの考え方が全く違っていたことがわかりました。もう少し早く受講すれば良かったと思いました。(入所 介護福祉士 女性)

環境設定と介助の仕方についてこう考えれば良かったのかと目からウロコです。(通所 作業療法士 男性)

人間らしさを引き出せるようなケアを学べました。少しでも皆さんの役に立てる介護者になりたいと思います。(通所 ヘルパー 女性)