リハビリケア専門士とは?

リハビリの知識・技術を習得し、生活機能(心身機能・活動・参加)の維持・改善や福祉用具・自助具等の活用による環境改善により、 本人の自立支援を促進できるケアワーカーを目指します。PT・OT・STのリハビリ専門職の訓練計画が理解でき、基本的訓練は 実施できる程度の能力の習得を目指します。

※「リハビリケア専門士(リハビリ介護専門士)」はNPO法人日本介護福祉教育研修機構の認定資格です


通信教育リハビリケア専門士養成講座
-習得方法-


なぜこの資格が必要なのか?

1
介護保険は中重度中心になる!
今後、中重度のご利用者が中心となります。従って、介護は中重度の方の状態に合わせた機能訓練、リハビリケアのできる職員が必要となります。 中重度の方は今までのように自ら動ける方ばかりではありません。スタッフが1対1で訓練する必要が多くなります。
2
効果を出す事業所しか生き残れない
現在介護保険では「自宅での生活機能の改善」が求められ、今後その効果を出せない事業所は厳しく淘汰されています。
生き残るためには「効果の出せる職員」が不可欠です。
3
リハビリに強い介護士になろう!!
通所リハビリのリハビリ機能強化に加えデイサービスにも「機能訓練」の機能が求められており、リハ専門職だけでなくスタッフ全員にリハビリの能力が求められてきます。
平成30年度以降は維持期の外来リハが廃止されるため、それに伴う受け皿づくりが必要です。
介護予防や訪問、通所、入所などさまざまな場面で、リハビリの重要性が増します。

リハビリ訓練の主力は介護職…
こんなことに心当たりのある人はおススメの講座です

リハ職に「○○してください」と言われたが、何のためにしているのかわからない。
教えられた集団体操以外できないし、今の対象者に合ってるのかもわからない。
一人ひとりに合った、きめ細かなケア、訓練を考えられるようになりたい。
介護の際にちょっとした時間を利用してできるトレーニングがあれば知りたい。
介護職でも、リハビリの基本的技術を身に付ければ、介護場面でも生かせると思う。

利用者により良い
サービスが提供できる
リハ職から伝えられたプログラムの「なぜ、これをするのか」が分かる
自分自身で、基本的なプログラムが作成できるようになる
質の高い1:1のレーニング方法が学べる
利用者に
「なぜこのプログラムをしなければいけないのか」
が説明できる
今まで以上に効果の高いプログラムが提供できるようになる

-講座の内容-

整形・運動器疾患

スクーリング2日間+通信課題
  1. リハビリテーションについて
    • リハビリの考え方、視点
    • ICFの考え方
  2. 関節可動域訓練
    • 節の仕組み
    • 評価
    • 効果の高い関節可動域訓練のために
    • 関節可動域訓練技術Ⅰ
      ①関節の隙間を作る ②関節運動 他
    • 関節可動域訓練技術Ⅱ 筋緊張緩和
      ①精神的緩和 ②収縮後緩和 他
    • 関節可動域実習下肢の関節可動域訓練
      上肢の関節可動域訓練
    • 重点課題 足関節の関節可動域訓練 上級編
  3. 筋力増強訓練
    • 筋肉の仕組み
    • 評価
    • 筋力増強訓練技術Ⅰ
    • パフォーマンスを上げる技術
    • 筋力増強訓練技術Ⅱ
    • 基本的な筋力増強訓点 上肢の筋トレ、下肢の筋トレ
    • 筋力増強訓点技術Ⅲ
    • 特殊な訓練
    • リズミックスタピライゼーションスロー筋トレ 他
    • 筋力増強訓練技術Ⅳ
    • 目的別筋トレ 転倒予防の筋トレ、起立向上の筋トレ 他

中枢神経疾患

スクーリング2日間+通信課題
  1. 片麻痺に対するアプローチ
    • 脳卒中について
    • 片麻痺とは
    • 脳卒中片麻痺の評価
    • 脳卒中片麻痺のリハビリの3つのポイント
    • 異常筋緊張について
    • 共同運動パターンの抑制
    • 脳卒中片麻痺の訓練実技Ⅰ
      臥位での訓練 ・座位での訓練 ・立位での訓練
    • 脳卒中片麻痺の訓練実技Ⅱ
      椅子からの起立期訓練 床からの起立訓練
    • 荘卒中片麻痺の訓練実技Ⅲ
      硬い手指の開き方
    • 歩行訓練
    • 特殊の道具を使っての訓練
  2. パーキンソンに対する訓練
    • パーキンソン病とは
      評価 ・機能訓練 ・QOL評価
    • 評価
    • パーキンソンのリハビリの基本レベルの3つのポイント
    • パーキンソンのリハビリの中級レベルの3つのポイント
    • パーキンソンのリハビリの上級レベルの3つのポイント
    • 訓練実技Ⅰ
      臥位での訓練・座位での訓練 他
    • 訓練実技Ⅱ 歩行訓練
    • 訓練実技Ⅲ リズムの活用

ADL・口腔・総合・プラン作成

スクーリング2日間+通信課題
  1. オロフェイシャルアプローチ
    (口腔顔面機能へのアプローチ)
  2. 基本動作訓練
    • 寝返り、起き上がり、立ち上がり介助
    • 訓練について
  3. 歩行訓練
    • 歩行について
    • 歩行の評価
    • 歩行訓練Ⅰ
    • 歩行訓練Ⅱ
    • 応用歩行訓練
  4. バランス訓練
    • バランス訓練について
    • バランス訓練の評価
    • 座位でのバランス訓練
    • 立位でのバランス訓練
  5. ADL・IADL訓練について
    • 日常生活動作の評価
    • 日常生活動作の工夫
  6. ケアプラン
    • 目標設定
    • プログラム作成
    • 実技
  7. Q&A・復習・修了式

-講座のながれ-

①受講申込 (随時申込み受付中)
受講料を一括納入してください。
受講料
95,000円 (税・テキスト・資料代込)
入金確認後、受付証・講座資料等を送付いたします。
※受講料を2017年度より改定いたしました。
②資料・テキスト送付 (テキスト・資料・課題レポート送付)
講座テキスト・資料・課題レポートを送付いたします。(入金確認後)
送付後は随時課題レポートを提出していただけます。
採点・レポート返送
送っていただいたレポートを採点し、必要に応じて添削した後、本人に返送いたします。
(合格点に達しない場合はレポートを修正後、再度提出していただきます)
③スクーリング
本講座の中核をなすのがこのスクーリングです。スクーリングは対面式による授業で、主に実技面の能力アップを図ります。同時に全国の仲間との交流を深め、お互いの悩み・工夫等を共有します。
現場での悩み、認知症に関する疑問等について、講師に直接質問ができます。スクーリング会場は、その都度、都合の良い会場を選べます。(事前に参加会場を選んでいただきます)
(体調不良で急に参加できなくなった場合、もう一方の会場、または次年度に変更可能です)
④習熟度テスト
最終テストで、認知症に関する習熟度をチェックします。
テスト
合格
リハビリケア専門士認定!
(試験は合格するまで何回でも受講可能です)

-受講料-


再受講制度を設けています

(受講料約半額!!)

再受講料50,000円

(テキスト・資料・消費税込み)


資格保有者で再度受講を考えている方向けに再受講制度を設けました。 再受講の方は申込書に再受講及び修了証の番号をご記入ください。 (※リハビリケア専門士 初級・中級・上級またはⅠ・Ⅱ・Ⅲすべて修了された方が対象となります。

-スクーリング日程-

コース 大阪 東京

7月6日(土)・7日(日)
◆1日目10:00~16:30
◆2日目9:30~15:00
TYRUYAホール

9月21日(土)・22日(日)
◆1日目10:00~16:30
◆2日目9:30~15:00
KFCホール

8月3日(土)・4日(日)
◆1日目10:00~16:30
◆2日目9:30~15:00
TYRUYAホール

10月19日(土)・20日(日)
◆1日目10:00~16:30
◆2日目9:30~15:00
KFCホール

9月7日(土)・8日(日)
◆1日目10:00~16:30
◆2日目9:30~15:00
TYRUYAホール

11月16日(土)・17日(日)
◆1日目10:00~16:30
◆2日目9:30~15:00
リファレンス西新宿大京ビル


-講師の紹介-


妹尾 弘幸(Seo Hiroyuki)

 株式会社QOLサービス 代表取締役
 ありがとうグループ総施設長
 元早稲田大学 非常勤講師
 実践認知症ケアⅠ~Ⅲ著書
 理学療法士
 介護福祉士
 認知症ケア専門士
 DCM上級修了
 バリデーションワーカー
 介護支援専門相談員


-受講申し込み-

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お申し込みの受付後、入金案内をお送りします。
※専用のお申し込みフォームでお申し込みをいただく場合はPCメールアドレスの入力が必須となります。